S様邸 漏水補修工事

投稿日:2017年10月20日

こんにちは村上です。

S様邸 漏水補修工事のご報告です。

 

築42年 RC造 3階建てになります。

お客様は新規のお客様ですが、お客様の妹様からのご紹介でした。

何十年も前に弊社が工事をさせて頂いたにも関わらず、

覚えていて下さり、またご紹介をして頂き、誠に有難う御座います。

 

さて、まず漏水調査に私と水道職人の山田とお伺いをお致しました。

漏水箇所はは3階の洗面台です。

そして階下の2階の天井に漏れていました。

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わずかですが、シミの跡があります。

酷い時は、壁伝いに水が垂れてくるそうです。

幸いなことに、手前にダウンライトがありましたので、

そこから天井の内部にカメラを入れ撮影。

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水のシミの跡が天井の下地などに、、、

 

ですが、問題の漏水箇所が給水なのか排水なのかは、

まだわかりません。

手前の太い管が排水、

奥の細い管が給水です。

この配管の上に、3階の洗面台があります。

 

 

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お客様も漏水が確認できてから、給水の大本のバルブも使用時のみ開けて水を使っていたとの事です。

また、3階の流し台や洗濯機も極力使用しないようにしていたとの事です。

とても不安だったと思います。

心中ご察し致します。

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■漏水調査開始です。

まず、私たちはバルブを開け、水漏れ箇所を再度観察を致しました。

そして、時間をあけてから3階の洗濯機を回し排水をしました。

 

2時間後に漏水箇所が発見できました。

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先ほどの写真と同じ角度で、2時間後に撮影いたしました。

配管の下に水のシミが出来ました。

角度的に判断し、給水配管からの水漏れと断定できました。

 

 

■補修工事。

水漏れ箇所が特定できたので、

然るべき位置に天井点検口を設置し、そこから配管の補修を行う段取りです。

 

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大工さんに点検口を設置してもらいました。

 

ここから水道工事です。

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■問題発生

しかし困ったことが起きました。

実際の漏水個所は、給水管で間違いがないのですが、

3階の床下に露出した配管部分ではありませんでした。

3階の床(スラブ)のコンクリートの中で水漏れがおきておりました。

 

 

給水管は写真の位置から3階の床下で3階の壁の中に入って立ち上がっています。

本格的に手直し(給水管を隠蔽配管)をするとなると、3階の床や壁のコンクリートを大きく斫る必要が出てきます。

そうすると、構造の配筋などの躯体に大きなダメージを与えてしまいます。

適切に補強し、手直しは可能ですがそこそこの大きな工事となります。

また、費用も掛かってきます。

 

このことをお客様へお伝えをし、また代替案のご提示も致しました。

費用や工法などを、工事店の都合で選ぶことは出来ません。

お客様にご納得して頂く必要があります。

 

 

■代替案にて補修

代替案は床の開口を最小限にし、流し台廻りの配管を露出にする工事です。

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3階の流しの下に5cm程の穴をあけて、貫通させます。

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2階の天井部です。

問題の管を撤去する為に、配管を切りました。

キャップをして再度バルブを開け通水します。

他の箇所からは水漏れが無い為、3階の床の中(コンクリート)で水漏れを起こしていたのを

再確認。

IMG_3024 IMG_3025 IMG_3026 IMG_3027 IMG_3028  露出にて配管をし直しました。

 

■まとめ

今回の漏水補修は大規模に修繕をするのではなく、

見た目は良くないですが、露出配管での補修となりました。

お客様にとっては、

①ご来客など他の人様の目に入らない3階

②対費用効果

③スピード重視

をとても重要視されていた結果だと思います。

特に③番のスピードです。

お客様にとっては水を使うのに不安な状況をいち早く改善し、

日常生活を送りたいとの思いが強かったように思います。

 

 

今回の件にて、お客様にとって何が一番重要かによって工事内容を

しっかりと考える必要のあることを再認識させられました。

 

これからもお客様のご要望をしっかりと認識し、

より良い工事を選択・ご提案していきたいと思います。

 

村上でした。