こんばんは。後上です。
長ら~く投稿から遠ざかっていました。
えぇ、えぇ、サボっていた訳ですよ。
久しぶりのブログ。
ココ数日の、
まるで示し合わせたかのように
起きた出来事について想うこと。
何事も無かったかのように、
ひっそり投稿いたします。。。
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・・・間もなく完工を控えていらっしゃるM様。
そして、2008年に初めてのお手伝い、
先日久しぶりにお声を掛けて下さったY様。
共通の話題は・・・『保護犬』・『保護猫』です。
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M様は、工事でお世話になっている期間中、
保護犬の里親になられました。
私も先日この『わんこ』にご挨拶を済ませましたが、
人懐こく、気立ても良く、
すっかりリフォーム後の新居にも慣れていました。
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Y様は、職場でも『猫部長』と呼ばれるほど。
職場近くで頻繁に捨てられる猫たちを保護、
里親を探してお世話をなさっていらっしゃいます。
ご自宅には犬1匹(保護犬)に、猫3匹。
新参者の子猫は、
やはり職場近くで保護した1匹。
過去に何頭も飼って来られたY様に、
『怪物くん』と呼ばせる暴れん坊(でも ♀)です。
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そんなY様と何気ない会話の中、
『後上さん、“ 殺処分 0運動 ”って知ってる?』
と聞かれました。
・・・保健所に引き取られた犬・猫は、
いずれ殺処分の運命を辿ります。
これは日本に住む大多数の人が知る周知の事実。
年々減少こそしていますが、
現在も犬・猫合わせて10万頭超が処分されています。
『可哀想だな~』と思いつつ、
随分前から私も知っている事実。
が。
教えてもらった『殺処分 0 運動』のお話。
既に一部の自治体では、
『処分0』の目標を達成しているとのこと。
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このお話、そしてM様・Y様の
お顔を思い出しては想うこと。。。
それは、私が『見てみないようにしていた』と言う事。
この運動のお話を聞いた時、
私は自分でも思いがけず驚いてしまいました。
嬉しい出来事ではありますが・・・
あえて恥を忍んで言えば、
『何万単位が “0” になんて出来るのか?』と。
『そんな事が可能なのか?』と思ったんですね。
これは裏を返せば、
ただ可哀想と思うだけで、
何も知らない・知ろうとしない・何もしないと言う事。
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よくよく考えたら、
処分されていることが周知の事実で当たり前って・・・
全て人間の都合で消える命にも関わらずおかしな話です。
そしてその事が当たり前になっている自分、
心のどこかで『仕方ないこと』と見ないようにしていた自分、
M様やY様と、ただの動物好きの程度でお話していた自分に、
恥ずかしさと恐ろしさを感じました。
自分が出来ることを・出来る範囲で。
まさにM様やY様は、
ただ『可哀想だよね』では終わらせず、
自ら出来ることを、
出来る範囲でなさっていらっしゃいました。
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この事をきっかけに、
こんな理不尽を当たり前にしないドイツの取り組み、
日本のペット(生体)販売やペットブームについての問題、
浅くではありますが諸々を知るきっかけとなりました。
腹を立てることすらしなくなり、
当たり前のことと受け入れてしまっていたら・・・
何よりそれが一番恐ろしいこと。
こんな時にも・・・
諦めずに『いつかは』と思い取り組む方たちがいらっしゃる。
すぐに『里親』とまでは行かないまでも、
募金やボランティアなど、
ささやかでも出来ることから。
その点では、
先ずは震災で被災された方への『出来ること』から。
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やっぱり・・・
大切なことはお客様に教えていただく。
そんな後上でした。(゚∀゚)

『そうじゃろ、そうじゃろ~』