こんばんは。後上です。
暑くなったと思ったら、
再びスッキリしないお天気が・・・
ムシムシと不快な日が続きますが、
蚊に刺されて『たんこぶ』級の腫れにもめげず、
45歳、頑張っております。(T_T)
今日はつい先日お引き渡しが済んだ、
ちょっとコンパクトなトイレリフォームのお話。
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マンションの1階。
これからご入居のタイミングで、
トイレリフォームのご相談を頂戴しました。
間口:80cm
奥行:1m25cm
ちょっとコンパクトなお手洗い。
ご夫妻のご希望は、『単体手洗い』を設置する事でした。
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トイレの交換を検討する際、
実は重要な条件が一つあります。
それは・・・『排水芯』
背面の壁から何センチの位置に排水管が立ち上がっているか?
見た目では判断できませんので、
現在ご使用の便器の型番を確認、
製造元の資料をもとに、
この『排水芯』の位置(距離)を確認します。
便器の選定は、
この排水芯で決まってしまうのですね。
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よく考えられたもので、
メーカー各社、ある程度の範囲であれば、
同梱のアジャスター部材で様々な便器を設置する事が可能です。
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通常であれば、上記の部材を使い、
便器交換で済ませる所・・・
既存の便器はこの部材を使っても、
壁から数センチほど離れてしまう事が判明。
ただでさえ奥行きが1m20cmちょっとしかない所。
これ以上便器の先端が前に出てしまっては・・・
そこで。
お客様と相談し、事前調査を踏まえた上で、
床を壊し、排水管ごと位置を調整する作戦としました。
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床を切り取ると既存排水管が露出。
既存の位置は背面の壁から54cmほど離れた位置に。
新たな機種は壁から20cm。
30cmほどバックして所定の位置に立上げ。
手洗用に給水管・排水管も分岐して用意。
青い管が給水管。。。
配管の下ごしらえが終わったら、
大工さんが床・壁を復旧。
お水にも強い石目調フローリングを敷設。
Panasonic
アーキスペックフロアA サニタリー用
ホワイトローザ柄・・・
計画は・・・
TOTO タンクレストイレと、
手洗はセレクトシリーズ Sサイズ。
ご身長がおありになるご主人様には、
狭くないかな???
大丈夫かな???
しゃ、写真が・・・(‘Д’)(‘Д’)(‘Д’)
お陰様で無事に完成。
気になる便器の前出寸法も、
以前よりも僅かに2cmほど小さく。
ご主人様に腰かけて頂き、
『思ったより・・・狭くない』
とのご感想もいただくことが出来ました。
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床を切ったり、配管を移設したり・・・
本来トイレ工事は1日で便器据付までを行います。
が、この度はご入居前でいらしゃった事もあり、
ある意味、ここまで触らせて頂く事が出来ました。。
1日1日、慎重に工程を重ねて・・・
完成時には感慨深いものが。
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とにかく男性が腰かけて狭くないか?
ご主人様からお墨付きをいただいた時は、
ホッと安心しました。
ご協力下さったK様には心から感謝です。
久しぶりにちょっとドキドキした
トイレリフォームでした。
ではでは。
【トイレリフォームをお考えの方へ】
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