自然素材に包まれた住まいに。スケルトンリフォームで一新

リフォーム後のリビングと和室 住まいデータ
マンションリノベーション

  • 板橋区
  • 家族構成:大人2人 小人1人
  • 築年:1997年
  • リフォーム面積:80㎡
  • 工期:90日
  • リフォーム費用:1426万円

スケルトンリフォームで微妙なサイズまでこだわって実現できた、ジャストサイズの住まい

U様は3年越しで様々なショールームを廻りご計画を立て満を持してご自宅から近いということもありご来店頂きました。 
ご相談内容やご要望を詳細なリストにしてご持参下さったので、その場でざっくりと概算金額をお伝えした上で、現況調査のお約束を取りました。   
初回ご相談から約1年のお打合せ期間を経て工事をさせて頂きました。 
リフォーム完成イメージをしっかりご計画頂いておりましたので、U様のイメージを実現するお手伝いをさせて頂けました。 
造作インテリア家具の配置バランスや照明の配置などはアドバイスさせて頂きましたが、何処にどの仕上げ材を使用するか、どう仕上げるかを明確にご指示頂きましたので、提案させて頂く事がない位色々と下調べをされていて驚きました。 
U様ご指定の床材を施工するにあたり、遮音材は何を使用するかなど下地材等は私共で検討ご提案させて頂きました。 

図面before-after

スケルトンリフォーム

こだわり実現のためにゼロベースのスケルトンリフォームで作り上げました。

リフォーム前
奥様がずつと不満に思われていた間取り。たくさんの情報誌でより良い住まいづくりを研究されてらっしゃいました。
スケルトンリフォーム前のリビングから和室 スケルトンリフォーム前のリビング スケルトンリフォーム前の和室ダイニング
 スケルトンリフォーム前の和室からリビング  スケルトンリフォーム前の洗面室とキッチンの通路  スケルトンリフォーム前の浴室
リフォーム中
解体できるようエレベーターなどを養生し、水やガス、火災警報器などの処置をほどこし、解体できるような状態にします。
火災報知器をスケルトンにする前に処理 玄関扉の養生 養生処理済の玄関と共用廊下
木は木、石膏ボードは石膏ボードなど、仕分けしながら解体工事をおこないます。
スケルトンリフォーム中 工事の残材を分別 残材を分けてゴミ出し
3日間の解体工事でスケルトン状態になりました。
スケルトン状態の北東からみた全景 スケルトン状態の南側からみた全景 スケルトン状態のキッチン側
空調配管工事
電気工事中のリビング天井 リビングを通る空調配管
キッチンの空中配管
間仕切り木軸・天井野縁
リフォーム工事中の子供部屋間仕切り木軸 スケルトンリフォーム中の間仕切り工事 天井野縁大工工事中
建具現場打ち合わせ~パイプシャフトまわりの墨だし
大きな案件の場合は必ず問屋さんが現場に来て、担当者・監督とともに打ち合わせをします。
全員で細かな納まりまで現場で確認し、発注まで一貫して行うことでミスを防いでいます。
PSの位置は動かせないため、それを囲う壁をどのように作るかによって、まわりの寸法も決まってきます。
特にこの現場は守り寸法(確保しなければならない寸法)が多いので、墨出しも慎重に行います。
建具打合せ中 墨だし中のリフォームアドバイザー パイプシャフト墨出し中
床下地
リビングの下地断面 リビングの床下地処理中 床下地の防音マット敷設中
UB組立て
ユニットバスの取り付け始め ユニットバス取り付け中 ユニットバスの床下
天井ボード(石膏ボード)貼り
使用石膏ボード リビングの石膏ボード貼り 書斎天井ボードはり
フローリング貼り
フローリング敷設中の隙間加工 リビングのフローリング敷設中 フローリング施工中

建具枠とりつけ~壁ボード貼り

建具枠とりつけ中 子供部屋の建具取り付け中 リビングの下地ボード
内装工事
天井・壁下地中 リビング天井壁下地工事中 子供部屋の工事中
ガイナ塗装
塗装準備の下地 キッチンにガイヤコート塗装中 ガイヤコート塗装中の書斎
洗面台造作
洗面化粧台の内部配管 製作中の洗面化粧台 洗面化粧台製作中
スイス漆喰塗装
左官塗装中のリビング スイス漆喰左官中 スケルトンリフォーム中のリビング床敷き前
リフォーム後
リフォーム後のリビング北側からの全景 リフォーム後のダイニングから見た和室 リフォーム後のダイニング全景
リフォーム後の子供部屋全景 リフォーム後のキッチン全景 リフォーム後の書斎 畳とコルクカーペット
リフォーム後の書斎収納扉を開けた状態 リフォーム後のトイレと手洗い全景 リフォーム後の浴室全景
 
リフォーム後の洗面化粧台全景
 
リフォーム後の洗面室タイル
 
リフォーム工事後の玄関入り口

その他のスケルトンリフォーム事例はこちらから>>

自然素材無垢の床

素足に優しい感触の自然素材は厚み21mmのオーク無垢床

リフォーム前

遮音フローリング直貼りとカーペット敷きの床でした。

リフォーム前のリビング・ダイニングのフローリング リフォーム前の廊下とリビングのフローリング リフォーム前の子供部屋カーペット
リフォーム中
無垢の床材を施工するため、遮音性能(L-40)の床下地を施工。
パーティクルボードを心材に遮音材・吸音材・衝撃吸収剤がついた「サウンドプルーフ2」を使用。
その上にベニヤを貼ります。
無垢材は「自然木」のため、外気の湿気の変化により伸縮し、強く貼りこみすぎると湿度が高くなる時期に膨張し、突き上げや目割れを起こすことがあります。また、逆に緩くしすぎると乾燥時期に隙間がでることもあります。
リビング床防音下地 フローリングの防音マット施工中 床のコンクリート~下地~防音シート
 
子供室床貼り前
 
フローリング材
 
床貼り中の細かな処理
リフォーム後

お施主様が惚れこんだ「オスモフローリング」は最高級の天然無垢床材。夏はべたつかずさらりと冬はしっとりと暖かく四季を通じて室内環境を保つことができます。

リフォーム後のリビング無垢オーク床 リフォーム後の廊下無垢オーク床 リフォーム後の子供部屋無垢オークフローリング

リビング ダイニングリフォーム

自然素材にこだわった空気が美味しい空間

無垢材は「自然木」のため、外気の湿気の変化により伸縮し、強く貼りこみすぎると湿度が高くなる時期に膨張し、突き上げや目割れを起こすことがあります。また、逆に緩くしすぎると乾燥時期に隙間がでることもあります。​

リフォーム前

床は、遮音フローリング直貼り 天井壁はビニールクロス貼りでした。 

リフォーム前のリビングとダイニング リフォーム前のリビング壁 リフォーム前の北側から見たリビング
リフォーム中
ご指定頂きましたオスモフローリング(オーク無垢材厚み21mm)を施工するため、遮音床下地材を敷き詰めました。
また壁の仕上げは純度100%の自然素材スイス漆喰を刷毛引き仕上げ、くし引き仕上げとに分け施工させて頂きました。 塗ったばかりの時は、随分デリケートな材料だと思いましたが、日が経つにつれ強度が増し強固に変化して行くのがわかりました。
スケルトン後のリビング リビングの下地処理中 リビングから子供部屋の床貼り中
リビングリフォーム中のプラスターボード リビングのスイス漆喰左官前 リビング工事中
リフォーム後

高級感や美観だけでなく、スイス漆喰の調湿や消臭効果などを期待できる純度100%の天然素材スイス漆喰と21㎜厚の無垢材オスモフローリングで施工。
自然素材をふんだんに使用しまた。 
冬でも温かみのある無垢材を使用することで、床暖房は取り外しエコなリフォームを実現しました。
TVボードはオークの突板で、フロートタイプにすることですっきりと見せています。
壁掛けTVがつけられるように、TVの配線の位置を計算して壁に穴をあけ、壁の中を通してTVボードとつないでいます。
上部には、書類を入れるボックスをデザイン的に配置しました。
これらの配置も、U様のイメージに沿うよう現場で確認していただきながら設置しました。

リフォーム後のダイニングから見たリビング リフォーム後の南側から見たリビング・ダイニング和室 リフォーム後のリビング壁付テレビボードと収納
 
リビング後の梁と合わせたカーテンボックス
 
テレビボードのコンセント口
 
壁付け前提に埋め込んだテレビ配線口
 
キッチンから見たリフォーム後のダイニング・リビング・和室
 
リフォーム後のリビング側からみたダイニング
 
リフォーム後のダイニング

北側書斎

塗るだけで断熱・遮音効果を発揮する遮熱塗料『ガイナ』を使用

リフォーム前

ご主人のお部屋はカーペットの床、天井壁はビニールクロス貼り 

リフォーム前の北側書斎サッシ リフォーム前の北側書斎収納 リフォーム前野北側書斎壁
リフォーム中
天井・壁の仕上げ材はロケットの先端部分に塗る塗料としてJAXAと日進産業が共同開発した、遮熱塗料ガイナをご指定頂き施工致しました。
室内に塗装するのは初施工で、どの程度の厚みで塗れば、塗料が持つ機能を発揮するのか試し塗りを何度もして、製造元の日進産業さん、販売元の心力舎さんににも立ち会って頂き3回塗重ね仕上げました。 
ガイナ塗装材 書斎のガイヤコート左官 下地処理中の書斎
リフォーム後

ご主人の部屋は、畳とコルクタイルで読書スペースと就寝スペースに分け、元クローゼットだった収納は布団収納・クローゼットに分けて造りました。 天井壁仕上げ材のガイナは、遮熱断熱保温・遮音防音・空気質改善・防露・不燃効果があります。

リフォーム後の書斎全景 リフォーム後の内装 リフォーム後の書斎収納建具

トイレリフォーム

細部までこだわったトイレは、使いやすさと美しさを追求

リフォーム前
独立の手洗い場はなく、代わりにニッチの収納棚がついていました。
リフォーム前のトイレ全景 リフォーム前のトイレの棚 リフォーム前のトイレ収納棚
リフォーム後

トイレの手洗いキャビネットは、座った状態でも物の出し入れがしやすいようにと、左の扉はスイング引戸になっています。 
カウンター上の壁面は、U様がショールームで一目ぼれされた、床とおそろいのタイルで統一感を出しました。
天井壁仕上げ材のガイナは、遮熱断熱保温・遮音防音・空気質改善・防露・不燃効果があります。

リフォーム後のトイレ全景 リフォーム後のトイレ手洗い全景 タイルが美しいリフォーム後のトイレ手洗い壁
 
リフォーム後のトイレ収納棚の扉を開ける前
 
リフォーム後のトイレ収納棚の扉を開けている途中
 
リフォーム後のトイレ収納棚の扉を全開したところ

洗面化粧台

目的を持って必要な大きさを決めたオーダーメイドドレッサー

リフォーム前
間口120センチのカウンタータイプがついていました。使い勝手は悪くなさそうですが、かさばる洗濯ハンガーなどのしまい場所に困っていらっしゃいました。
リフォーム前の洗面化粧台と扉 リフォーム前の洗面化粧台全景 リフォーム前の洗面室
リフォーム後

配管の位置、キャビネットの寸法、カウンターの寸法など、どれかひとつ誤っても完成させることができないので、墨出しの段階から何度も確認を重ねながら進めていきました。

リフォーム後の注文製作洗面化粧台 リフォーム後の洗面化粧室扉全開 リフォーム後の洗面室
 
リフォーム後のタイルと洗面化粧台
 
リフォーム後のタイル全景
 
リフォーム後のタイル拡大

和室・納戸リフォーム

畳コーナー+押入れ+納戸で使い勝手・収納収納量アップ

リフォーム前
和室に押入れの一般的スタイル
リフォーム前の和室とリビング リフォーム前の和室と押入 リフォーム前の子供部屋カーペット
リフォーム中

畳・コルクタイル・無垢のフローリングとそれぞれ厚さが違う床材を複合で施工するのは、床下地材での高さ調整にかかっています。
それぞれの仕上げ高さを合わせなくてはなりません。
プラン・見積段階から、何ミリ厚と何ミリ厚を複層すればいいか、見切材は何をどう使おうかなど、お客様のイメージを実現させるため思案する時間がとても多くありましたが、それが楽しくもありました。

スケルトン後の和室 リフォーム中の和室の床レベル補正 リフォーム中の和室壁面
リフォーム後
6畳のスペースを4畳半にし1.5畳分と1間半の押入れを一つにして納戸と布団収納部分を造りました。
リフォーム後のピアノ室収納棚 リフォーム後の和室扉全閉じ リフォーム後の和室扉全開
 
リフォーム後和室の内装
 
リフォーム後の和室壁飾り
 
リフォーム後の和室、ダイニング、リビング

子供部屋

機能性のある収納を設けて、スッキリとした勉強空間

リフォーム前
子供部屋は、クローゼットはありましたが、仕切りが多く収納したものが窮屈そうでした。  
リフォーム前の子供部屋壁面 リフォーム前の子供部屋全景 リフォーム前の子供部屋の扉
リフォーム後

子供部屋の収納も壁面を最大に使い奥様とお子様の洋服が全部収納できる様にL字にクローゼットを造りました。 脱いだコートをすぐに収納しても湿気がこもらない様通気タイプの折戸を使用した事もポイントです。 

スケルトン後の和室 リフォーム中の和室の床レベル補正 リフォーム中の和室壁面
リフォーム後
子供部屋の収納も壁面を最大に使い奥様とお子様の洋服が全部収納できる様にL字にクローゼットを造りました。
脱いだコートをすぐに収納しても湿気がこもらない様通気タイプの折戸を使用した事もポイントです。
リフォーム後の子供部屋収納扉閉め リフォーム後の子供部屋収納全開 リフォーム後の子供部屋全景

キッチンリフォーム

ミリ単位の調整でお客様の「したい!」に応えました

リフォーム前
使い勝手の悪いキッチンにご不満でした
リフォーム前の棚がわから見たキッチン リフォーム前使用中のキッチンと棚 リフォーム前のキッチン全景
リフォーム中

一回り大きく収納スペースを確保するため、PSを囲っている壁も解体し、デッドスペースが無くなるように作成し直しました。

スケルトン後のキッチンとパイプシャフト リフォーム中のキッチン配管 リフォーム中のキッチン換気
リフォーム後
同じスペースでも設えを変えることで、今までより大きな物も収納できる様になりました。
システムキッチンはトリプルワイドIHが組み込めるパナソニック製W2550にサイズアップし、レンジフードも専用なので出幅寸法が少なくスマートです。
リフォーム後のキッチン全景 リフォーム後のキッチンのコンロ リフォーム後のキッチンIH3口コンロ
 
リフォーム後のキッチン吊り戸棚扉全開
 
収納が充実したリフォーム後のキッチン
 
リフォーム後のキッチン食品庫
リフォーム後のキッチンの炊飯器置き リフォーム後のキッチンのガイナコートの壁面 リフォーム後のキッチン壁面タイル

玄関

U様こだわりのアクセント壁が目を引く玄関

リフォーム前
壁材はビニールクロスで下駄箱の横に作り付けの収納があり、玄関から目に入る収納ラインが一直線でなかったため、違和感がありU様もご不満でした。
リフォーム前の玄関入り口 リフォーム前のシュークローゼット
リフォーム後
玄関を入ってまず目を引くのが、U様こだわりのスイス漆喰くし引き仕上げのアクセント壁と、正面の絵画スペースの壁です。
共にユニバーサルのダウンライトを配置して、デザイン・装飾が引き立つようにプランしました。
スッキリしなかった玄関収納も、下駄箱+収納を一体でプランし、収納量アップと共にスッキリとした印象に仕上がりました。
リフォーム後の玄関シューズクローゼット含めた全景 リフォーム後のシュークローゼット リフォーム後の玄関通気口
 
リフォーム後の玄関ニッチコーナー
 
リフォーム後の玄関スイス漆喰櫛引仕上げ
 
リフォーム後の玄関たたきタイル

お客様の声お客様より

インテリアを考えるのが大好きで、3年ほど前から、リフォーム会社さんの完成見学会やメーカーさんのショールームに行ったり、雑誌やネットの施工事例を見たりして情報を集め、リフォームプランがほぼ固まったところで水工房さんに見積を依頼。
夢ばかり大きくてコストの知識は無いので、最初の見積では予算を大幅に超過。半田さん、小島さんと検討を重ねて、ほぼ予算内に収まりました。
施工面では、水工房さんの「極力デッドスペースを作らない」こだわりのおかげで、キッチンの天井がリフォーム前より高くなり、収納スペースも広がりました。
職人さんたちも丁寧な仕事をしてくださったと思います。
素材、間取り、収納、省エネ、デザイン性、施工、そして補助金もしっかりゲットして、満足のいくリフォームが出来ました。
※U様は住宅ストック循環支援事業の助成金制度を活用。
断熱浴槽・節水型水栓金具・節水型トイレ・手すり・段差解消が対象となりました。