2024.1.4
こんにちは、小島です!
今回から、現在施工中の文京区戸建の再建築不可物件のスケルトンリフォームの工事の様子をお伝えしていきます!
再建築不可物件とは、
接道義務(敷地が2m以上道路に接しなければならない)等の理由により、
再建築(解体して建て直す)工事ができない物件のこと。
接道義務の法律が制定される前から建っている物件は、そのまま建っていることは問題ないのですが、新たに建て替える場合は、現在の法律が適用されます。
そのため再建築ができなくなってしまったのです。
そのような物件を新しくしたい場合は、建て替えではなくリフォームをする必要があります。
2025年の建築基準法改正により、2階建て木造住宅でも、それまでは必要のなかった建築確認申請が必要となります。
そのため、現在再建築不可物件のリフォームの需要が高まっており、多くの再建築不可リフォームの施工実績のある水工房にも、そのような相談がかなり増えています。
過去の再建築不可リフォーム事例はこちらからご覧いただけます↓↓↓
▼再建築不可住宅をベーシックでも質を高めて全面リフォーム
https://suikoubou.co.jp/works/6143-2/
▼基礎から徹底強度アップの耐震リフォーム
https://suikoubou.co.jp/works/6417-2/
▼狭小住宅をスケルトンリフォームで床・壁・天井も利用したスーパー収納術
https://suikoubou.co.jp/works/8000-2/
リフォーム中の物件は、
家と家の間の細い通路の奥に建っています。
こういった物件は結構見かけますよね。
人がやっと通れるくらいの道で、
もちろん車は入っていけません。
前面道路の幅も狭いため、
車を道路に停めて作業する必要がある際は、
警察署への道路使用許可の申請や、
もちろん近隣の住民への配慮も必要になります。
隣家との距離も近く、
外回りの作業や足場を立てるのにも気を遣います。
事前の準備や段取りが、工事の効率や仕上りにも影響してしまいます。
リフォーム前は、和室がメインの間取りでした。
トイレも和式だったりと、かなり年季を感じます。
築60年ほどというこちらの物件は、
基礎補強リフォームや耐震リフォームも含めての大規模なスケルトンリフォームを行います。
まずは屋根や壁を解体し、骨組みだけの状態にします。
▼解体する際には、近隣へ埃や解体物が飛散しないよう、防炎シートで仮囲いします。
▼ある程度解体した内部に、屋根の解体残材を落としていきます。
敷地が狭く建物の周りに残材を置くスペースがないため、解体の順序も工夫が必要です。
▼1階の床まですべて解体しました。
▼基礎まで露わになりました。
過去に増築された部分は、コンクリートの基礎ではなく、石でできていました。
基礎の補強工事では、この石を撤去し新たに基礎を打ち直します。
▼既存の埋設された配管です。
地中深くにも埋まった既存配管をすべて撤去します。
▼手作業で穴を掘っていきます。
これは大変な作業!
▼すべての既存配管を撤去したら、
新しい配管の新設作業です。
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以上、文京区戸建の再建築不可リフォームの解体工事までの様子をお伝えしました!
次回は、基礎の補強工事の様子をお伝えします!
ではでは小島でした~(^^♪
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