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リフォーム事例

築40年の狭小住宅をゆったり暮らせる住まいに

事例No.
10187
所在地
足立区
家族構成
大人2人子ども2人
リフォーム面積
64.6㎡
工期
53日

【内部スケルトンリフォームで柱を抜いて広々空間を実現】細かく空間を区切っていた壁をなくし、部屋を広げることがおおきなご希望でした。そのまま柱を抜いてしまうと強度が保てないため、梁補強をすることで開放的な空間を実現しました。

リフォーム前

元々狭い空間が壁で仕切られている割には、キッチン、浴室、洗面所の水回りは壁がなくプライバシーが保てませんでした。2階には和室が二間ありました。

工事前挨拶

リフォーム工事は、どうしても音や、場合によっては振動が出てしまいます。
そこで、近隣にお住まいの皆様に、工事期間にご迷惑をお掛けする旨をお伝えし、ご協力のお願いを工事が始まる前にさせて頂いております。

工事前打ち合わせ

着工前にアドバイザー、現場監督のほか、大工さん、建材設備屋さんで現場打ち合わせをします。
どうやったらお客様のご要望を叶えられるのか、現状を採寸したり詳しく見ながら、最適な収め方や仕上げ方法、どのサイズの材料・設備が適切かなど、具体的な施工について、シミュレーションをします。
写真は、床下収納の開口部から、床下の構造や基礎、配管を調べているところです。

解体工事

1階の床は、下地から新しく作るため撤去しました。2階は和室から洋室に変更するため、畳も撤去。

戸建のスケルトンリフォーム

柱抜き

下左のBefore(施工前)の図面中、水色の「×」3箇所は、撤去する柱、ピンクの「○」は残す柱です。高さが30cmほどある集成材の梁で補強(添え梁)し、金物で補強します。

柱抜きリフォーム
梁補強のリオF-無
梁補強のリオF-無
梁補強のリオF-無

束交換と床下断熱、天井断熱リフォーム

床下の湿気の影響を受けやすく木製の束は、鋼製束に交換。冬の冷えに悩まされていた床下全面に、厚さ4cmのポリスチレンフォームの断熱材を敷き詰めました。2階の天井にも断熱材を充填し、夏の強い日差しにも耐えられるようになりました。

断熱リフォーム

内窓設置

内窓(インナーサッシ)は、今ある窓に、もう1枚窓を加えるだけの比較的簡単な工事ですが、断熱・遮熱・遮音・結露防止効果はかなり大きく、今回は足立区省エネ設備改修費補助金も利用しお得に工事できました。

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リビング・ダイニングリフォーム

【柱を2本抜き、1本を移動させて大空間を実現】狭小住宅のワンルーム化を実現させるためには、構造柱を移動させる大きな変更が必要です。水工房では設計サイドで構造計算を、現場サイドでは大工職人さんが綿密に現場を確認しながら、耐震性・安全性を何度も確認しながら工事を進めました。間取り変更が実現することで、小さなお子さんをリビングで遊ばせておきながら、料理や家事をこなす暮らしができるようになりました。また床下の断熱材と内窓の断熱効果で、家じゅうどこでも快適に暮らせるようになりました。

キッチンリフォーム

以前はリビングに背を向けて壁面へ配置されていたキッチン。今回のリフォームでは大きくダイニング側へ移設、オープンな対面キッチンに変更しました。
水回りを含めた1階はスケルトンリフォームです。これにともなって、給水管・排水管はすべて最新の樹脂製に交換して、安心してお水を飲めるようにします。

洗面リフォーム

【独立した洗面脱衣室をつくり、安心してお風呂に入れるように】もともとK様邸ではキッチンの脇に浴室があり、脱衣室はありませんでした。また、洗面台はダイニングにありました。
今回のリフォームでは脱衣室をつくり、その中に洗面化粧台と洗濯機スペースを設けます。
洗面を移動し、浴室の隣に洗面脱衣室をつくっています。洗面脱衣室の柱は、梁を使って移設したものです。
今までなかった洗面脱衣室ができあがり、家族のプライバシーを確保できました。

トイレリフォーム

ドアを引き戸に変更してスペースも拡大。ゆったりできるトイレになりました。

和室から洋室へリフォーム

6畳+4畳半の和室二間だった2階は、10.5畳の大きな洋室に。3枚引き戸で部屋を仕切ることができ、必要に応じて子供部屋などを分けられるフレキシブルな間取りになりました。

2階ベランダリフォーム

朽ちていた鉄骨を補強し、新しい床に作り直しました。

玄関リフォーム

1階を大きなワンルームに間取り変更したため、「玄関を開けたらすぐにリビング」という位置関係にありました。そこで、玄関とリビングの間にワンクッションおける玄関ホールを設け、リビングとの間はドアで仕切って独立した部屋を作りました。

階段リフォーム

当初は予算の関係で階段まわりは手を付けない予定でしたが、それだと全部屋が新しくキレイな洋風になっているのに、階段だけが濃緑の渋い和風の砂壁に…。できることなら階段室も他と同様に新しくしたいもの。そこで各部の工事を調整して、壁にクロスを貼る工事をすることになりました。

お客様より

キッチンをリフォームしようと思ったきっかけは、置き型の食洗機が壊れてきたので、ビルトインに変えたいと思ったことでした。
担当の半田さんには収納や照明などいろいろと提案していただきました。初めは収納が少ないかもしれないと思っていましたが、逆にスペースが余っているくらいです。
現場監督の方もとてもマメに対応していただいて、職人さんも黙々と作業されていて、納期に間に合わせていただきありがとうございました。