U様は3年越しで様々なショールームを廻りご計画を立て満を持してご自宅から近いということもありご来店頂きました。
ご相談内容やご要望を詳細なリストにしてご持参下さったので、その場でざっくりと概算金額をお伝えした上で、現況調査のお約束を取りました。
初回ご相談から約1年のお打合せ期間を経て工事をさせて頂きました。
リフォーム完成イメージをしっかりご計画頂いておりましたので、U様のイメージを実現するお手伝いをさせて頂けました。
造作インテリア家具の配置バランスや照明の配置などはアドバイスさせて頂きましたが、何処にどの仕上げ材を使用するか、どう仕上げるかを明確にご指示頂きましたので、提案させて頂く事がない位色々と下調べをされていて驚きました。
U様ご指定の床材を施工するにあたり、遮音材は何を使用するかなど下地材等は私共で検討ご提案させて頂きました。
お施主様が惚れこんだ「オスモフローリング」は最高級の天然無垢床材。夏はべたつかずさらりと冬はしっとりと暖かく四季を通じて室内環境を保つことができます。
高級感や美観だけでなく、スイス漆喰の調湿や消臭効果などを期待できる純度100%の天然素材スイス漆喰と21㎜厚の無垢材オスモフローリングで施工。
自然素材をふんだんに使用しました。
冬でも温かみのある無垢材を使用することで、床暖房は取り外しエコなリフォームを実現しました。
TVボードはオークの突板で、フロートタイプにすることですっきりと見せています。
壁掛けTVがつけられるように、TVの配線の位置を計算して壁に穴をあけ、壁の中を通してTVボードとつないでいます。
上部には、書類を入れるボックスをデザイン的に配置しました。
これらの配置も、U様のイメージに沿うよう現場で確認していただきながら設置しました。
ご主人の部屋は、畳とコルクタイルで読書スペースと就寝スペースに分け、元クローゼットだった収納は布団収納・クローゼットに分けて造りました。 天井壁仕上げ材のガイナは、遮熱断熱保温・遮音防音・空気質改善・防露・不燃効果があります。
トイレの手洗いキャビネットは、座った状態でも物の出し入れがしやすいようにと、左の扉はスイング引戸になっています。
カウンター上の壁面は、U様がショールームで一目ぼれされた、床とおそろいのタイルで統一感を出しました。
天井壁仕上げ材のガイナは、遮熱断熱保温・遮音防音・空気質改善・防露・不燃効果があります。
配管の位置、キャビネットの寸法、カウンターの寸法など、どれかひとつ誤っても完成させることができないので、墨出しの段階から何度も確認を重ねながら進めていきました。
子供部屋の収納も壁面を最大に使い奥様とお子様の洋服が全部収納できる様にL字にクローゼットを造りました。
脱いだコートをすぐに収納しても湿気がこもらない様通気タイプの折戸を使用した事もポイントです。
同じスペースでも設えを変えることで、今までより大きな物も収納できる様になりました。
システムキッチンはトリプルワイドIHが組み込めるパナソニック製W2550にサイズアップし、レンジフードも専用なので出幅寸法が少なくスマートです。
玄関を入ってまず目を引くのが、U様こだわりのスイス漆喰くし引き仕上げのアクセント壁と、正面の絵画スペースの壁です。
共にユニバーサルのダウンライトを配置して、デザイン・装飾が引き立つようにプランしました。
スッキリしなかった玄関収納も、下駄箱+収納を一体でプランし、収納量アップと共にスッキリとした印象に仕上がりました。
インテリアを考えるのが大好きで、3年ほど前から、リフォーム会社さんの完成見学会やメーカーさんのショールームに行ったり、雑誌やネットの施工事例を見たりして情報を集め、リフォームプランがほぼ固まったところで水工房さんに見積を依頼。
夢ばかり大きくてコストの知識は無いので、最初の見積では予算を大幅に超過。半田さん、小島さんと検討を重ねて、ほぼ予算内に収まりました。
施工面では、水工房さんの「極力デッドスペースを作らない」こだわりのおかげで、キッチンの天井がリフォーム前より高くなり、収納スペースも広がりました。
職人さんたちも丁寧な仕事をしてくださったと思います。
素材、間取り、収納、省エネ、デザイン性、施工、そして補助金もしっかりゲットして、満足のいくリフォームが出来ました。
※U様は住宅ストック循環支援事業の助成金制度を活用。
断熱浴槽・節水型水栓金具・節水型トイレ・手すり・段差解消が対象となりました。